この資料によると、2010年の日本人の平均年齢は44.6歳である。これは、0歳児から老人までの平均であるから、20歳以上の平均年齢は50歳を超えているものと思われる。
小沢氏を起訴相当に決めた検察審査会の審査員の11人の平均年齢が30.9歳だと報道されていた。仮に籤で11人を選ぶのであれば、30.9歳という平均値が生じる確率は、ほぼ0である。従って、マスコミが報道する「検察審査会の審査員が籤で選ばれた」というのは、真っ赤な嘘である。
検察審査会審査員の選抜の手順は2段階になっていて、最初が籤である。籤で選ばれた候補者の中から、おそらくは検察が思想的に好ましいと思われる人間のみを選んだ結果が、最終的11人の審査員である。ランダムに11人を選んではいない。その証拠が、30.9歳であった。
ところが、平均年齢30.9歳では、「検察審査会の審査員には、ネトウヨだけ11人を選んだ」とか言う噂を否定することが不可能だと、さすがに悟ったらしく、「籤で選んだ」という嘘を貫き通すための検察お得意の捏造が開始されている。
東京第5検察審査会の事務局は12日、資金管理団体の収支報告書虚偽記入事件で不起訴とされた民主党の小沢一郎元代表を強制起訴すべきだと議決した審査員11人の平均年齢を、当初明らかにしていた30・90歳から33・91歳に訂正した。
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20101012-689549.html
検察審査会の審査員の平均が31歳なのか34歳なのかは、顔ぶれを見て35歳過ぎが多いか少ないかで直感的に分かるはずであり、間違えるはずがない。