日々感じたことを書いています。

豊ノ島に期待する

九州場所は、横綱白鵬の優勝で終わったが、優勝決定戦で敗れた豊ノ島が良く頑張ったと。何しろ豊ノ島の身長は169センチしかない。小兵と言われた舞の海でも170センチあった。豊ノ島の小ささが分かる。琴欧洲の203センチと比較すると、34センチも低いのであるから、首一つは違うだろう。新弟子検査の身長の最底基準は173センチなのだが、それから4センチも足りない。

腕の長さも当然、身長に比例して違うだろうから、突っ張られたら一方的にやられるしかない。組んでも胸を合わせれば腰は浮くし、相手が容易にまわしに届く距離でも豊ノ島は届かない。どう考えても、身長が低いことは、相撲にならない程不利だ。それにも拘わらず、今場所14勝1敗であった。

体格が明らかに劣勢な者が、優勢な者にどうしたら勝てるかを豊ノ島は、今場所の星で示した。大型化する相撲取りの中で、日本人の平均ほどの身長の豊ノ島が、平均身長の者でも大男に勝てることを示したのである。革新的なことだ。相撲では、大きい者が強いという傾向の中で、力士の大型化が進んできたのだが、その常識を覆したのが豊ノ島だ。

格闘技を見る面白さは、柔よく剛を制すであり、小兵が大男を投げることにある。ところが、実際は、大きな選手が、馬力に任せて小さな選手に勝つということが多い。こういう試合は結果は分かりきっていて面白みに欠ける。試合は単なるいじめにしか見えない。悲惨でしかない。相撲にもそのような傾向が強くなっていた中で、豊ノ島の活躍は、相撲を大いに面白くした。来場所以降も、活躍を期待したい。
プロフィール

takao

Author:takao
何かありましたら、mttakao◎hotmail.com(◎は@に直してください)まで連絡ください

カレンダー
10 | 2010/11 | 12
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード