日々感じたことを書いています。

韓国的色彩

昔古典の時間に、日本語には色の言葉がなかったと習った。色を表すのに、実際の物をたとえに色を表したそうだ。植物とか動物とか自然の中にある色を使って色を表したという。うぐいす色とかいうと、うぐいす餅をすぐに思い出す。ものの喩えは、コンピュータのようにRGPの強さで表現するよりもピンとくる。ただ、日本にも最低限度の色はあった。一応白黒も色とするならば、それは4色あり、相撲の四隅の赤房下、青房下、白房下、黒房下の4色だ。ただ、青というのは緑を指す。青い信号の色は緑であり、青山の青も緑だ。

朝鮮の昌徳宮の色だが、4色よりもひとつ多い。黄色が加わっている。この5つの色で韓国の宮殿の色は塗られている。色の使い方が、いかにも韓国的だと誰もが感じることだろう。たとえば、下の記事の昌徳宮の色がそうだ。独特の韓国らしい色合いと感じることと思うが、実はこれは、日本の色に黄色が加わったに過ぎない。黄色が加わったことで、日本と韓国の寺院の印象がぜんぜん違うものとなっている。

ただ、5色を使えるのは王のみであって、普通の人は色を使えなかった。自然の白黒はよかったようだ。たとえば、普通の人の色は次のようになる。
seoul6s.jpg
日本の禅寺と同じような色の使い方である。

まとめると、ぼくらが感じる韓国的な色使いの元になっているのは、本来王の使っていた色である。しかも、それは韓国固有というよりも日本の色ともほぼ共通で、黄色が加わっているだけである。もともと庶民には許されなかったのだが、王の使う5色の色を見て、韓国人独特の色に対しての感覚が作られていったのだろう。
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