「元イングランド代表のアラン・シアラー氏(46)は、現役時代のヘディングによって認知症の症状があるか、調査を行っていることを明かした」という。
https://www.nikkansports.com/soccer/world/news/1835028.html
サッカーボールはスピードがあるので頭に相当な衝撃があるだろう。しかし、もっと脳に衝撃がありそうなのは競技もある。ボクサーは頭を殴られる。頭突きを得意技とするプロレスラーがそうだろう。大木金太郎は晩年車椅子生活だったらしい。しかし、頭に一番衝撃を受けている競技は、相撲であろう。200キロ近い巨体同士が頭から全力でぶつかる。大きい同士で片方が吹き飛ぶようなことがないので、衝撃を感じられないかもしれないが、片方が普通の人であれば衝撃で死んでしまうのではないか。館内に響きわたるぶつかったときの音から考えるに、脳の衝撃はサッカー選手より数桁大きいのではないかと思う。
相撲取り、特に横綱になったような人は早死にの人が多い。体が大きいので心臓への負担が大きいというのが定説だが、現役時代の頭への衝撃の影響もあるのかもしれない。かと言って、全力でぶつからないような相撲は相撲ではない。格闘技の宿命であろう。