日々感じたことを書いています。

骨を煮込むと

韓国の食事だが、新大久保にあるものは、言うまでもなく、すべてある。新大久保の韓国料理屋にないものもある。うどん、ラーメン、トンカツ、カレー、オムライス、ヤキトリなどだ。日本のものと少し見かけは違うが、名前として日本名と同じものとしては、海苔巻き、おでん、ちゃんぽんなどがある。こういうものは、ふつうの食堂や屋台で食べることができる。

むろんハンバーガー、ピザ、ステーキ、サンドイッチなどの洋風料理を出す店もふつうにあり、若い人はそういう店を好むようだが、健康に悪いと思うし、伝統的料理に比べて値段も高い。特にばからしいと感じるのがコーヒーの価格だ。コーヒーとキムチチゲ定食の値段が同じくらいなのだ。

ぼくは、町の中でもあまりぱっとしない、昔日本にあった大衆食堂のようなところで地元の方に混じって、韓国の昔ながらの定食を食べるのが好きだ。ぼくは、ハングルは意味はわからなくても、読めるので、料理が何か知らなくても注文はできる。毎日、違うものを注文するようにしている。

ソルロンタンという料理がある。牛骨を煮込んだ白いスープの料理だ。日本で似ていると思うのは博多ラーメンのスープだ。こちらは豚の骨を煮込んだものだが、身もかなり付いているからなのか油成分も多い。だが、ソルロンタンのスープはあっさりとしていて油成分はほとんど感じない。さらに大きく違うのは塩分があまり加えられていない。塩分がほしい人はテーブルの塩で調整するようになっている(店もある)。ぼくは、このスープの中にご飯とキムチを入れて食べるのが好きだ。塩は入れなくても、キムチから塩分と出汁が出ておいしくなる。

日本のラーメンはおいしいのだが、塩分が多すぎる。ラーメンを毎日食べ続ければ、すぐに病気になるはずだ。スープを飲まなければ良いかもしれないが、それだとラーメンを食べる意味がない。一杯のスープには10g以上の塩分が含まれていて、これでは毎日の食事にはなりえない。ラーメンは食事として完成していないということだ。世界への飛躍も、この塩分の大きさが足かせになる。健康志向の強い北欧などでは受け入れられるはずがない。

ラーメンスープに塩以外の何を加えればよいのかは、ソルロンタンを美味しく食べる方法と同じような方法が使えると思う。むろんキムチは入れずに、日本風の塩味をカバーする旨みの投入で味を作って行けるかどうかが、世界のラーメンになる鍵だと思う。
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