日々感じたことを書いています。

isis crisis

デンマークは現在の政権は中道左派であるが、10年ほど前には中道右派であった。この政権のときは移民に反対であった。コペンハーゲン市内にも、昔のゲストアルバイタの住む一角があり、そこでは犯罪が多いと近づくのを嫌う市民もいる。ぼくは夜毎そこの通りを通っていたし、食堂でサモサのようなものを買って食べていたが、危険なことはなかった。彼らは、目付きが鋭いので怖く見えるが、別に怖くはない。彼らを嫌う人が多いためか、政権は移民反対を掲げ、妙な法律をたくさん作った。

1.デンマーク人と結婚した25歳以下の花嫁、あるいは花婿はデンマークに住めない
2.デンマークで結婚生活を送るには200万円程度の金を預ける必要がある
3.住む家は買うか、3年以上の契約をする必要がある(但し、デンマークの貸家の契約は普通2年で、3年はほとんどない)
等々

このように、当時の右派政権は、たとえデンマーク人と結婚しようと、デンマークで一緒に暮らせない人々を作ろうと懸命であったし、それゆえ人々に支持をされた。それを遡ること数十年前の外国人を親切心と好奇心で見ていたデンマーク人とは同じ人々とは思えないほど、デンマークは変わった。しかし、その後さすがに揺り戻しが来て、現在は中道左派政権となり、奇妙な法律を若干弱める形にはなっているが、相変わらず移民防止策に賛成な点は変化がない。

ISISにはデンマークからも志願兵が出ているようだ。デンマークの目下の心配は、彼らが戦闘により戦いの経験を積み、やがてデンマークに熟練のテトリスととして帰って来ることだ。人口の約1割を占める、元ゲストアルバイタとその子孫たちの中には、デンマーク政府の政策に不満を持ち、彼らにオルグされることになるかもしれない。

移民は、旧国民と急には交わらない。言葉や文化の壁は厚く、移民は彼らだけの地域を作る。そして、その地域とそれ以外とに軋轢が生まれる。不満はISISのプロの軍事訓練を受けた者により方向づけることになるかもしれない。

これはデンマークだけの問題ではない。ヨーロッパの国すべてに共通の問題であり、彼らの移民を利用した金儲けが招いた結果でもある。
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