日々感じたことを書いています。

廟とは

ソウルの昌徳宮(チャントックン)の南に宗廟(チョンミョ)というものがある。ここは土曜日以外は、ガイドさんがいないと入れない場所で、歴代の王様の位牌を祭ってあるという。ガイドさんは、廟とは王様の位牌を祀る場所である、お墓は身体をまつりるのに対して位牌であるから、お墓とは違うと説明してくれた。廟といえば、孔子廟を思い出す。日光東照宮は家康廟がある。

王様ではないので廟とは呼ばないが、同じシステムには日本の仏教にもある。うちのお寺にもお墓と御霊屋があり、お位牌は御霊屋に置く。お墓と御霊屋の2つの制度は仏教のものと思っていたのだが、李氏朝鮮であれば儒教であろうから、儒教にもお墓と御霊屋の2つの制度があるのだろうかと不思議に思った。

2つお参りする場所があるということは、子供のころは不思議に思っていた。お位牌には戒名が付けられているが、それは坊さんが考えた名前であり他人の名前のように思え、御霊屋には馴染めなかった。

おそらく、この二つのお参り場所は、本来の仏教の制度ではないだろう。東アジアに広がる中で、儒教の影響を受けて作られたものなのであろう。

(追記)廟へ通じる道の中央は、先祖の王様達(の霊)が歩く道なので歩いてはいけないと注意を受けた。これは、神社へ通じる道の中央は神様が歩く道なので、道の端を歩かなくてはいけないという教えと同一だ。 ここには儒教と神道の共通点が見られる。

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