日々感じたことを書いています。

経産省の再生可能エネルギー潰し

トヨタのミライに続き、ホンダも燃料電池自動車(FCV)を発売するという。燃料の水素が、仮に太陽光のような自然エネルギーを使って生産されれば、車が極めてエコな乗り物になる。現在人口光合成の研究がパナソニックや東芝により進められている。藻類が、極めてエネルギー変換効率が高いことで知られているのだが、東芝はほぼ同じ効率で一酸化炭素を生産するところまでの技術を得ている。仮に変換効率が現在の10倍ちかくまで高めることができれば、燃料電池自動車の燃料は、赤道直下の現在海老の養殖をしているような場所で、生産されることになるだろう。

一番原始的な水素発生技術は、電気分解である。電気を使って水から、酸素と水素を発生させることである。この電気が、原発や化石燃料で発電されたものであれば、FCVはクリーンなエネルギーで動いていることにはならない。電気分解に類似の技術も同様だ。

発電の状況だが、固定価格買取制度により、再生可能エネルギーのなかでも太陽光発電への投資が九州を中心に爆発的に広まり、九州の電力需要を上回るほどになった。その途端、経産省は、固定価格買取制度の廃止は舵を取ろうとしている。原発再稼働しか考えていない経産省は、安く安全な再生可能エネルギーが邪魔なのだろう。再生可能エネルギー固定価格買取制度を止めさせることに全力をあげている。

彼らの理屈は、「各電力会社が保有する原発がすべて震災前の30年間の平均稼働率で発電するという非現実的な前提で、発電量を試算し、不足する電力があれば、再生エネルギーを受け入れる」という基準を設けるということだ。そのような基準では、再生エネの受け入れ可能量などあるはずがない。この子供だましの基準で、日本の再生エネルギーを完全に潰す計画である。原発産業のためだけに尽くし、日本の将来の安全は一切無視するのが経産省役人である。彼らを税金で食わせてやる必要があるのだろうか。

元の話に戻るのだが、太陽光で発電した余剰電力があるのであれば、それで水素を生産したらどうであろうか。水素を生産することは一種の電気を貯める電池への充電である。九州に太陽光発電による水素発生工場を、多数作れば良い。太陽光発電で作った水素で走るFCVであれば、完全にエコな車となる。

経産省のような悪辣な方法で再生可能エネルギーを潰すと、日本では再生可能エネルギーに投資する事業家は二度とでなくなる。そのようなことをやるのでなく、再生可能エネルギーを活かす方策を講じるべきだ。それには電池か、電池の代用になる方法を考えるしかない。
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

takao

Author:takao
何かありましたら、mttakao◎hotmail.com(◎は@に直してください)まで連絡ください

カレンダー
06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード