日々感じたことを書いています。

コペンハーゲンのテロ

昔デンマークの新聞がムハンマドの風刺画を載せて攻撃されたことがあった。昨日、2箇所でテロリストの攻撃にあっている。ユダヤ教会と、風刺画の作者らを交えた討論会がカフェで開かれていてのだが、そのカフェと。ともに警察が警備に当たっていたようで、多くの警察官が負傷している。
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カフェの場所だが、カフェには入ったことはないものの数百メートルほど離れたプールにはよく行ったので、場所の想像はつく。広い公園に面した静かな場所だ。もう一つのユダヤ教会だが、市中心部にあるものだとすると、そこも分かる。すぐ側にトルコ料理屋があって、そこには何度か入った。昔はユダヤ教会のすぐ側にイスラム教徒の国の食事を供する場所があっても何の問題もなかった。誰もが共存していた。

ただ、風刺画が全ての問題の原因かというとそれは不明だ。デンマークにもゲストアルバイタと言われる中東の出稼ぎの人たちがいたのだが、今は住みつき、2世3世も合わせて人口の1割り程度を占めている。デンマーク人の国民性だが、ゲストアルバイタがデンマークに来る前には、外国人に対する偏見が最も少なかったのではないか。デンマークはもっとも人種差別の少ない国のひとつであったかと思う。

ところが、今や事態は一変した。外国人排斥がひどいし、それを訴える政党が支持を集めるようになってきた。デンマーク政府がアパルトヘイトを推進したわけではないが、外国人はどうしても集まって住む。彼らの住む一帯は、一般に治安が悪いと言われている。髪色が明るいデンマーク人に対して、彼らの髪は真っ黒で、眼光も鋭い。集まると恐い印象を受けるに違いない。ぼくは、その一帯の食堂が安かったせいで、彼らの店に夜中よくテークアウトの食事を買いにいっていたが、トラブルになったことはなかった。

今回警察が反撃したことで、フランスのような大惨事の事態にはならなかった。しかし、全ての集会を警察が守ることもないだろう。カフェでは銃弾は40発打たれたという。半分はテロリストによるものだろう。そうすると、テロはフランスと同じ規模には、いつでもなり得るということだ。警察の力でテロから守るよりも、テロを起こさないようにすることが遥かに効果があるのだが、安倍は理解できるのだろうか。

テロの標的となっている日本であるから、パリと同じようなことは、デンマークで起きたことからも、日本でもいつでも起きる。

〈追記〉 市内北部のノアブロで射殺された犯人の一人は、2013年に刺傷事件を起こし、約2週間前に出所した「オマル・フセイン」と伝えられた。
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