日々感じたことを書いています。

2号機の水温上昇

政府は事実を秘匿し国民に知らせない。国民は数値を見て考え推測し自分の命を守る以外にない。

福島第一格納容器内の水温はモニターされている。「SUPPLY AIR D/W COOLER HVH2-16E(TE-16-114K#1)」とは格納容器に取り付けられた空気供給吸収口のある辺りのモニタリング位置を表していると思われる。そこでの温度が、4月3日あたりに急激に上昇している。最高89度まで上昇している。2号機では、燃料がメルトダウンしているので格納容器内の水は地下水と混ざり合っている。従って上から注がれる冷却水と下から沸き上がってくる地下水の水が交じり合った結果の温度が89度になったということだ。ということは、地下水の温度は100度まで沸騰しているということだ。この理由は、溶け出た核燃料が地下水を100度になるまで上げている、即ち沸騰させているということであろう。ところが、一部ニュースでは温度計の故障としている。

一方、福島県での放射線測定に関しての別のニュースがある。「モニタリングポスト:4月運用開始の30台異常値の不具合」という見出しになっている。そこには「南相馬市や伊達市など7市町村に及び、南相馬市と葛尾村の計2台では通常値の約1000倍に上昇した」とある。これまた機器の故障としている。この「故障」した日にちも4月3日である。

政府および報道は、温度計も放射線測定器も同時に故障したとしているが、合理的説明は福島第一の2号機から放射性物質を含む蒸気が大量に吹き出した結果、辺りに放射線が放出されたということであろう。

なぜ、このように水温が急に上がったのであろうか?推測だが、汚染水の量が増えるのは地下水が流入しているからだとの理由で、地下水流入を防ぐ工事が現在なされていて、それが完成したのではないのだろうか? 仮にこの推測が正しければ、地下水の流入がこれまで核燃料の冷却に寄与していたのだが、地下水流入を止めたために地下水の温度が沸騰しているのだろう。

問題はこれからどうなるかだ。地下水の沸騰は地下水を、各原子炉を通して水蒸気を放出し続ける。その結果、上から注ぎ込む冷却水で冷却には十分ではなく、地下水が干上がってしまい燃料の塊を冷却できなくなる。その結果だがいくつかのシナリオが考えられる。

燃料の塊は岩盤を溶かし更に下への潜っていく。地下水のある場所の底には粘土質の層がある。そこを超えるとまた別の地下水の層があることもある。数千度の燃料の塊および、燃焼が溶かしたドロドロに溶けた岩石の塊が下の地下水に接したときは、水を一気に沸騰させて水蒸気爆発が起こる。大規模になれば上の建屋を吹っ飛ばす。

別のシナリオも可能だろう。地下水の下にはもう地下水の層がない場合のシナリオである。核燃料はひたすら熱を出し続け回りの岩盤を溶かし続ける。核燃料の回りがドロドロのマグマのような状態になる。その上に立つ原子炉建屋はある日、まるごとズボッとその上に落下する。原子炉建屋の崩壊が起こる。

何れのシナリオも、東日本に壊滅的打撃を与える。地中深く潜ってしまっった核燃料の塊を冷やすのには地下水しかないので、仮に地下水の流れの上流で流れを止める工事をしているのであれば中止すべきだ。とりあえずはそれしか手は無いと思う。このような時、原発再稼働を画策するしか能のない自民党。かれらのような輩に日本の命運を託しているという日本のどうしようもない現実。救いようがない。
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