日々感じたことを書いています。

すだれに穴の凍土壁

福一の汚染水を海へ流れるのを防ぐと称して、凍土壁が345億円をかけて作られていたが、遮水効果がないために「すだれ」と呼ばれている。つまり地下水の流れの上流部にある原子炉建屋の汚染水を海側にある最下流の遮水壁で止められた地下水に流れ込むのを防ぐ効果はない。これは東電も認めている。つまり、東電が345億円の浪費は、単に安部のアンダーコントロールを東電が実現するとの幻想を振りまいただけであった。

今度の台風により、ニュースによると凍土壁に穴が2つ開いたたという。すだれに穴が
開こうと開くまいと、もともと汚染水が漏れているのだから、驚くこともない。ただ、汚染水の洩れ方が激しくなってダダ漏れになっただろうことは想像される。

報道によると、地上部分最下流の場所にある地下水の水位が上がっているとのことだ。ダダ漏れの汚染水が流れ込み続けると、地上部と海との境目にある遮水壁の高さを超えて海は汚染水が流れ込むことになる。こうなると、河川の堤防の決壊と同様で汚染水を防ぐことは難しい。東電は、「薬剤を流し込み、再凍結を促す工事をす」と言っている。この工事のスピードと、穴の数が増える、あるいは穴の径が大きくなるのとどちらが早いかの勝負になっている。

仮に大量の汚染水が海に流れ込む事態になったら、その事実は世界に発信されるに違いない。福島近海の太平洋側の魚は売れなくなるだけにとどまらず、アンダーコントロールを基に開催される東京オリンピックも危うくなるに違いない。


福島第一、地下水が急上昇 大雨続き凍土壁2カ所溶ける

東京電力福島第一原発で、汚染水対策で設置が進む凍土壁で遮蔽(しゃへい)された下流のエリアの地下水位が、台風10号による降雨の影響以上に上昇していたことが1日、わかった。東電は、凍っていた凍土壁の2カ所が、度重なる大雨で溶けたと明らかにした。こうした穴を抜け、原子炉建屋側の地下水が下流に流れ込んだとみられる。

 東電によると、凍土壁の下流の護岸の地下水位は、台風10号が通過した先月30日に一時、地表の下28センチまで上昇した。台風10号の通過前は35センチ下だったといい、7センチほど上昇した。台風10号による付近の降水量は1日で55ミリ。それだけなら5・5センチの上昇ですむはずだが、ポンプで740トンの地下水をくみ上げたにもかかわらず、降水量を超える水位の上昇があった。

 東電によると、先月17日に接近した台風7号の大雨以降、凍土壁の2カ所で0度以下だった温度が0度以上に上昇した。度重なる大雨で大量の水が流れ込んだことで溶けたとみられる。東電は薬剤を流し込み、再凍結を促す工事をする。

 凍土壁の上流にある原子炉建屋には、高濃度汚染水がたまっている。東電は、建屋近くを通って汚染された地下水が、凍土壁の穴を抜けて下流に流れ込んだとみており、凍土壁が機能していない状況を認めた。
(http://digital.asahi.com/articles/ASJ9161JHJ91ULBJ00L.html?rm=448)
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